2011-08-15
大学での試験について思うこと。
試験のためにがんばって覚える。
でも終わったらすぐに忘れる。
前期はこの繰り返しの日々でした、
この効果的でない勉強のサイクルをやめるには、
まずは実践の面を大事にした講義にしていくことです。
基礎医学での話に限りますが、
医学部の試験ってのは、
役立つかどうかは関係なく試験に出やすい所を覚えれば受かります。
その出る所を表立っては、わからないようにするために、
教員はパワーポイントのスライドを配布しなかったり、
学生がスライドをメモする時間を短めにしたり、
試験問題をその場で回収したり、
といったことをする訳です。
一方、学生はというと、
試験対策プリントをつくったり、
過去問を集めたり、
試験直後に記憶をたどって再現問題をつくったり、
と教員に対抗する訳です。
こういったことをするよりも
この科目を勉強すると、こういった時に役立つ、
ここを理解すると、論理的に治療方針を立てられるようになる、
診断をする過程とともに、どういったところでこの科目の知識を使うのか、
などと、実践とつながりのある講義にしていくことに労力を費やしたい。
それにこういうことをおりまぜた講義にすれば、
頭から抜けやすい座学が記憶に残りやすくなり、
臨床でのスキルにつながっていくとも思いますし。
一年半受けた基礎医学の講義はあまりにも、
臨床医学との距離があまりにもありすぎます。
ただテスト前に暗記して、終わったらすぐに忘れる。
こんなことを繰り返す日々は非常に退屈で、
時間ももったいないと思ってしまいます。
受かればそれでいいというような受験勉強のやり方を、
いつまで日本の医学教育は続けさせるのか。
しばらくはこのまま続きそうですが。
それでは。
楽しいお盆休みをお過ごしください。
Take It Easy!
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