印象として、Bグループの先生がちょっと多すぎるんで、
そこがもうちょっとAグループに食い込んでくれればなぁ、と思います。
・Aグループ
このグループの先生は、
医師国家試験(国試)という目先の目標にとらわれることなく、
臨床医になってからも役立つ講義をしてくれます。
メッセージ性の強い講義なんですよね。
今月始めに受けたある講義では、
ある点滴をするときに、絶対忘れちゃいけないこと、
ベッドで長時間同じ姿勢で過ごすことになるとき気をつけなければいけないことなどを
これらがよく起こりやすい病気と関連づけて教えてもらえ、
臨床医として現場で動ける知識を身につけられました。
長期的に生徒のことを考えてくれてるなぁってことをすごく感じます。
・Bグループ
医学部には、このグループの先生が一番多いです。
国試に役立つ講義をする先生方になります。
講義自体はわかりやすいです。
ただ、このグループにおける問題点は、習ったことがすぐに頭から抜けてしまうことです。
つまり、臨床の現場で使える知識はあまり習わない。
きっと試験のために事実を整理し直して、それを教えていることが問題なんだと思います。
イメージとしては予備校の講師ですね。
わかりやすいし、模試の点数も上がる。
ただ、受験が終わるとあっという間に頭から抜けている。
あれ、あの先生から何習ったっけ?って感じで。
医学部の場合は、模試=通常の試験、受験が終わる=国試が終わる、になりますね。
Aグループの先生が長期的だとすると、
このグループの先生は短期的に生徒をみているなあという感じを受けます。
・Cグループ
このグループは、教師としては問題外の方々ですね。数は少ないです。
研究者としての実力はどうなのかはわかりませんが、
少なくとも生徒の前に立つべきではありませんね。
事実の羅列が得意技。
(国語の授業でいえば物語・小説を棒読みする先生。配布資料やスライドの文章をその通りに読むだけ)
講義めんどくさいオーラを出すのもこのグループの教師が一番多いですね。
始めにも書きましたが、医学部にはBグループの先生が多いです。
というかほとんどです。
ただ、これはシステムの問題であり、教師の問題じゃないと思うんですよね。
というのも、日本の医学部は、国試の合格率で
「いい医者をつくっている」大学か「そうではない」大学かを評価するので。
大学にいる先生方もその評価基準にあわせて講義しちゃうんですよね。
なんでこのシステム下では仕方ないことなんですね。
だから、今日の朝日新聞一面の
福島原発の事故調査・検証委員会の中間報告の記事にあるように、
「関係者の責任追及は目的とせず、組織的・社会的な背景を明らかにする方針で(今回の調査に)望んだ」
こういう視点をもってこの現状を捉えていくことを僕は望みます。
Take It Easy!
注)臨床系の講義・・病気になるしくみ、治し方、その治療の結果を中心に勉強します。
現実感のある講義です。対義語のようなものは「基礎系の講義」。